1月11日 エリーザ
マキシバースデーアイテム:キャラスタンプ(エリーザTG/「ありがとう」)

サンダース「エリーザ教官!」

エリーザ「どうしたのかしら、サンダースくん」

サンダース「このたびはお願いしたいことがありまして。我が輩、この者と日々鍛錬に勤しんでおります」

グリムサンダース「なンや、ワシのことか?」

エリーザ「グリム・サンダースくんね」

サンダース「この者、我が輩のエボルグリムだけあってその力は申し分なし!しかし、まるで言うことを聞かぬのです」

サンダース「制御のできぬ力は、戦力として数えられません!我が輩はそれが歯がゆくてならんのです!」

グリムサンダース「ふわぁぁ…… オリジナルは堅っくるしぃのォ」

サンダース「教官殿はかつて、国家の垣根を越えた精鋭部隊『魔導騎士団』に籍を置かれていたと聞き及んでおります!」

サンダース「そこで、統率の大切さをこの者にお聞かせ願えませんでしょうか!」

エリーザ「なるほど、そういうこと。何と戦ってるか知らないけれど……サンダースくん、貴方らしくないわね」

サンダース「と、申されますと?」

エリーザ「統率の取れた集団ばかりが絶対ではなく、強力な個が有能な場合もある。事実、私の所属はそういった部隊だったわ」

エリーザ「つまりは運用の目的次第。貴方へ改めて説くことではないと思うけれど」

サンダース「……返す言葉もありません。恥ずかしながらこの者のあまりの野放図さにその考えを失念しておりました」

エリーザ「それに制御できないことが分かっていれば、逆にそれを活かすこともできるでしょう?」

サンダース「ふむ、イレギュラーを戦術として組み込む……。なるほど、それは面白い」

グリムサンダース「さっきからゴチャゴチャと、ワイにどないせい言うねン。めンどい話は無しで頼むで!」

エリーザ「ふふっ、あなたは今のままでいいという話よ」

グリムサンダース「オ、オゥ……そンならエェわ」

サンダース「む? どうした、お主顔が赤いぞ」

グリムサンダース「なななんでもあらヘン!べべ、別にベッピンさンに照れとるワケちゃうぞ!」

エリーザ「あら」

サンダース「エリーザ教官。 お時間をいただきどうもありがとうございました」

エリーザ「構わないわ。 それじゃあね」

エリーザ「生徒たちにとってエボルグリムは自分が元になってるだけに、色々と思うところがあるようね」

エリーザ「……私も不肖の弟子に少し喝を入れておこうかしら」
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